冷え性の原因

冷え性の原因とは?

・糖質の摂り過ぎ

通常、炭水化物など食べ物を食べた時、体の中で糖質に変わりエネルギーとして使われます。

この時ビタミンBやカルシウムが必要になります。

しかし、基本的に糖質は、体内のビタミンBを使ってエネルギーに変えるしかありません。

糖質の入った物を食べれば食べるほど、体内のビタミンBが不足していきます。

ビタミンBは赤血球を作る役割もあります。

そのビタミンBが不足すると、赤血球が減り、血液もドロドロになり血流が悪くなります。

そのため、体内に熱が伝わらず冷えにつながってしまいます。

また、糖質の多いものを食べるとすぐ吸収され血糖値が急上昇し、その後、インスリンが大量に分泌され血糖値を急激に下げます。

その際、血糖値が急激に下がると一緒に体温の低下もおこってしまいます。



    
・運動不足

体の部位ごとの基礎代謝を考えると筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸が約8%、腎臓が約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%となっており、筋肉の占める割合が大きいことがわかります。

つまり、筋肉量が少ないと、生み出せる熱が少ないのです。

体重に対する筋肉量は、男性が約40%なのに対して女性は約36%といわれています。

そのため、筋肉量の少ない女性は、男性より冷えを感じる割合が多いといえます。

また、女性はまた脂肪が多く、付きやすい体質です。

脂肪は一度冷えると温まりにくい性質を持っているため、冷えの原因となります。

さらに、手足を含む全身の毛細血管は加齢とともに質、量ともに徐々に減っていき、これも冷えに影響します。



    
・日常的な食べすぎ

食べものが口を通って胃に入ると、胃はその食べ物を消化して体内に吸収しようと活動を始めます。

その活動を促進させるために、体内の血液が胃と小腸に集まってきます。

そのため、体の熱量を生み出す体中の筋肉、脳、肝臓などを巡回している血液の量が少なくなり、発熱量が少なくなってしまいます。

そのことによって体温が下がり、体が冷えることになります。



    
・水分の取りすぎ

水分を過剰摂取することで、体内に水分が溜まりやすくなり低体温に繋がってしまいます。

一度に多くの水分を摂取しても、吸収に時間がかかるため体内に余分な水分が余ることになってしまいます。

冷えやすい水の性質上、体を冷やすことに繋がるので、過剰に水分摂取してしまうと体温を下げてしまうことにつながります。

特に女性は男性よりも水分を溜め込みやすいといわれています。

    


・からだを締めつける服装・薄着

寒い場所でのスカートなどの薄着は、体を冷やしてしまいます。

体の血液は、重力の影響で約70パーセントが下半身に集中しています。

足冷えで、血流が悪くなれば全身に回る血液の量も少なくなってしまいます。

また、下着やタイトな衣類での締め付けも血流を悪くし、冷え症の原因となります。




・体を冷やす食べ物のとりすぎ

冷え性と食べ物は重要な関係があります。

食べ物は「温める」、「冷やす」、「中性」の3つの性質に分けられます。

「温める」食材は、血のめぐりを良くし冷えを取り除いてくれます。

「冷やす」食材は、余分な熱や水分を排出するほか、消炎・鎮静作用などもあります。

「中性」食材は、加熱調理をすれば「温める」作用に、生で食べたり冷やせば「冷やす」作用に働きます。

◆体を温める食べ物

野菜


かぼちゃ、かぶ、しょうが、ねぎ、にんにく、ピーマン など


果物

あんず、さくらんぼ、桃、ラズベリー、栗 など


その他

牛肉、鶏肉、レバー類、いわし、酢、みそ、玄米、ココア など





◆体を冷やす食べ物

野菜

きゅうり、ごぼう、トマト、なす、苦瓜、レタス など


果物

柿、キウイフルーツ、すいか、パイナップル、メロン、レモン など


その他

あさり、かに、わかめ、バター、豆腐、緑茶、そば、ビール など



◆中性の食べ物

野菜

大根、にんじん、アスパラガス、ブロッコリー、じゃがいも など


果物

いちご、ぶどう、りんご、いちじく、びわ など


その他

卵、豚肉、いか、さけ、牛乳、しめじ、うるち米 など






まとめ

冷え性を改善することで、あなたの体は円滑に動き、妊活に良い影響が出てくると思います。

今の自分の体は、今までの生活習慣や自分が選んだ食べ物によって作られていることを忘れずに、冷え性を改善する生活習慣を実践してみてください。

 

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