カフェインによる影響

カフェイン摂取によるデメリットとは?


・体を冷やす

カフェインには血管収縮作用があります。

血管を収縮させることで、血流が悪くなり、体が冷え、子宮の機能が低下してしまう可能性が高くなります。

コーヒーを1日に5杯以上飲んでいる女性は、他の女性に比べて不妊症を発症する確率が40%以上も高くなると言われています。



・利尿作用による栄養素の排出

利尿作用の影響で、尿とともに、栄養(カルシウム、鉄分など)を外へ出してしまいます。

また、食後すぐにコーヒーを飲むと栄養(特に鉄)の吸収を妨げてしまう可能性があるので、食事の後に数時間空けてから飲むようにしましょう。



・貧血に可能性が高まる

カルシウム、鉄分不足を吸収しにくくなり、貧血のリスクが上がります。

貧血の女性は、子宮内膜の厚さや質に影響を与えるといわれているので注意が必要です。



・ホルモンバランスへの影響

カフェインの覚醒作用の影響で、大量に摂取すると夜眠れなくなったり、眠りが浅くなったりしてしまいます。

そうすると、本来、眠っている間に出るはずのホルモンがうまく作用しなくなってしまうことがあります。

女性の身体に大切なホルモン(プロゲステロン、エストロゲンなど)は、睡眠不足や眠りが浅いといったことが原因で、分泌にも影響が出るようです。







妊娠中のカフェインは注意?


カフェインの大量摂取で、お腹の赤ちゃんに流産のリスクが高くなったという研究結果が報告されています。

一般的に、生理が遅れることで、女性が妊娠を疑い始めるのは、妊娠6~7週が多いようです。

この頃の超妊娠初期は、すでに赤ちゃんは後の「脳」や「脊髄」となる重要な器官の形成が始まっており、赤ちゃんはカフェインの影響を受けます。

お腹の中の赤ちゃんは、肝臓でカフェインを代謝する能力が低いため、妊娠中はカフェインに気をつけなければなりません。

つまり、妊娠に気がつく前から、赤ちゃんがいる可能性を考えてカフェインの摂取を控えるのが無難です。

2005年に発表された報告によると、コーヒーを飲む人と全く飲まない人を比較したところ、飲む量が多い人ほど胎児死亡率が高くなっています。

具体的には、「1日に1/2~3杯で1.03倍、4~7杯で1.33倍、8杯以上で1.59倍」という結果がでています。

また、いずれの妊娠週数でも、コーヒー4杯以上は高くなってます。

妊娠中は、一日当たりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に抑えたほうが良いと思います。



参考文献:Bech BH,Nohr EA,Vaeth M,Henriksen TB, Olsen J :Coffee and fetal death:a cohort study with prospective data. Am J Epidemiol,162(10):983-990,2005








まとめ

ストレスが多くたまる妊活・妊娠生活は、リラックス作用のある飲み物は必要です。

しかし、取りすぎると不妊や流産のリスクがあがりますので、適量を守って気分転換してください。

 

 

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